戦評 文責:戦評書きA氏

予選1〜6組

予選7組
赤緑コンビの礎を築いた「猛牛」カインが登場、下馬評はこれをめぐっての2番手争いといった感じ。
そしてやはり強いカイン、スタートから大きくリードを広げると終始セーフティーリードを保ちまったく危なげなくトップ通過。
離れた2番手争いだがトレック、アスレイ、デューの三つ巴に。
いったんは離されたデューだが最後でもう一度加速、大接戦の2,3,4着は1票差でトレック、アスレイ、デューの順番に。
そののんびりとした支援会話が心をつかんだトレック、正直目立たない存在だと思ったが殊勲の2着、封印勢初の勝ち抜きに。
アスレイはルーテとセットで、という意見が多かった、最萌えで人気の一角と目されながらも早々消えたルーテの分まで頑張れるか。
無念の4着デュー、聖戦勢は勝ち抜きが多いため比例の戦いは他より楽になりそうだがはたしてどうなるか。

予選8組
まだ勝ち抜きのない烈火勢から主人公のエリウッド登場、敵キャラの中でもエース格と目されるトラバントと相対する。
優勝候補の一人とも言われるトラバントだがスタートから一気に抜け出し、聖戦勢は敵でも味方でも関係なく強いことを見せ付ける勢いがある。
2番手争いはホリン、ルトガーの剣士コンビに詐欺師カシム、エリウッドは序盤に勢いがなく危うし?のムードも。
だがここからが主人公キャラの真骨頂、中盤から段々と勢いづき一気に2番手浮上、一時はトラバントにも接近する。
だがトラバントの強さはすさまじく結局1着トラバント、2着エリウッドの結果に。
トラバントは自身のバックストーリーもあり純粋な「燃え」キャラとして強さを発揮したか。
一方でこちらも接戦だった3番手争い、デザイナーズノートで過去が語られているカシムが制す。
自身の背景が大きな影響を与えた感のある戦いだった。

予選9組
豪華メンバーが集った9組、風の魔道士マリク、ヘタレとして愛されるウォルト、
敵キャラからアルヴィス、漆黒の騎士、ゼフィール等など主要キャラが目白押し、シリウスもこちらの部類だろうか。
さらにアルヴィスの息子サイアス、漆黒の騎士との因縁の対決グレイル、神器持ちシャナンなど激戦必死の組に。
序盤から混戦ムード、抜け出すマリクと漆黒の騎士にゼフィール、アルヴィス、ウォルトが絡む。
中盤あたりから一歩抜け出すマリクと漆黒の騎士、逆にゼフィールがやや伸び悩む格好か。
終盤でいち早くスパートを仕掛けたアルヴィス、一時は2番手漆黒の騎士につめよるもここから前二人も一気にスパート。
漆黒の騎士の最後の加速は強烈でトップのマリクもとらえて逆転の1着、トップ通過を決めた。
ストーリー上も重要な位置づけだが漆黒ハウスなどネタも併せ持つ強さを見せ付けた。
2着のマリク、元祖風使い&主人公付キャラとして頑張ったが及ばず、それでもさすがの強さだった。
逆転の3着アルヴィス、こちらも純粋な「燃え」キャラ。
タイトル「ファイアーエムブレム」から影の主人公とも言えるかもしれない。
各キャラがそれぞれ票を取っていたしそれぞれのバックストーリーもあるのだがこの組で負けたキャラは組み合わせが悪かったか。
比例での復活に望みをつなぐ。

予選10組
ロイとヘクトルのエレブ大陸主人公コンビが主役か、不振に悩む封印、烈火勢に勢いをつけることができるか。
予備予選組からもラスボスのユリウス、他とは一線を画す軍師のアウグスト、個性光るヴァルターなどメンバーがそろった。
最初に抜け出したのはアウグスト、初登場時の怪しさとリーフを文字通り導いていった軍師としての生き様の印象が強いようだ。
追ってロイとヘクトルの主人公組、さらには蒼炎ライがやや離れながらも追走。
中盤からヘクトルがじわじわと強さを見せつけアウグストに並ぶと一気にロングスパート、危なげなく1位通過を決めた。
混戦になったのは2位争い、アウグストとロイが接戦を繰り広げていたが最後でライが一気に伸びる。
一緒にアウグストも伸びたがここで伸びを欠いたロイが脱落、主人公がまさかの4位に。
逆に最後で頑張ったライが2番手確保、この顔ぶれ相手に大健闘だった。
序盤先頭に立ちながらも最後3番手のアウグスト、だが強さは十分に見せ付けたといえよう。
一方でそろそろ気になる本戦の顔合わせ、ここでのヘクトルの勝利で本戦一回戦でのエリウッドvsヘクトルの親友対決が実現。
月に1度手合わせしていた二人、最燃えに舞台を移しての対決はどうなるか。

予選11組
本命といえる個性のキャラが不在という感もあって混戦ムード、
個性がないのが個性?のスカサハや神器持ちのファバル、借金という強烈なネタを抱えるマカロフあたりが中心か。
そして案の定この3人の3つ巴になり他キャラは完全に置いていかれる。
中盤あたりで完全に勝負が決まった感じがありあとは順位だけという展開に。
実力のわりに地味なという投票が多いファバルとスカサハ、逆にダメっぷりをアピールするマカロフ。
結局この3者の対決は序盤の序列がそのまま、という感じで1着スカサハ、2着マカロフ、3着ファバルに。
他の組と比べて一番波乱なく順当に決まったと言えるかもしれない。

予選12組
シリーズの元祖、顔とも呼べる初代主人公マルスがついに登場、それに対するのは誰だといった雰囲気。
伸び悩む封印からはレイ、蒼炎からは見た目と裏腹に「熱い」リュシオン、
予備予選組からは最萌えで不完全燃焼に終わった妹の無念を晴らしたいイシュトーや七三のエース格リデール、ラングなど好メンバーがそろった。
そしてやはりというかさすがというか、マルスはやはり強かった。
最初に大差をつけると終始まったく危なげなくそのまま逃げ切り、焦点は完全に2着争いへと。
同じ暗黒竜組、スナイパーの元祖であるジョルジュが最初は2番手に出るもじわじわとリュシオン、イシュトーなど、さらにリデール、レイ。
勝負が動いたのは終盤間際、ここでジョルジュが失速、リュシオンとイシュトーがスパート。
そしてさらに七三軍団の筆頭として支持厚いリデールがものすごい加速を見せる。
その結果2着はリュシオンとリデールの同着、2票差でイシュトーが4番手となった。
原作での確たる個性あるマルスとリュシオン相手に台詞もわずか、ただの汎用ボスであるリデールが殊勲の予選通過。
ゆるりと進軍せよや死に台詞が多くのファンの心をつかんだか。

予選13組
後がない外伝勢、アルムとマイセンのコンビに期待がかかる一戦。
同じく苦戦を強いられるトラキア勢もなかなかのメンバーぞろい、
その中でもひときわ個性が光る予備予選から進出のケンプフにいろんな意味で注目が集まる。
アルムが先頭に立って追うようにケンプフ、3番手にはアルムに引っ張られる形で票を伸ばすマイセン。
この三人が抜け出しその他も隊列が決まったように終始順位に大きな変動が見られない。
結局危なげなくというかなんというか、そのまま行った行ったで決着。
組み合わせの縁もあって外伝がついに勝ち抜き、しかも二人合わせての予選通過となった。
そして2位通過のケンプフ、比較的個性派が少なかったように思えるこの組ではやはり存在感をアピール。
この順位によりシグルドvsアルムの頼りになる主人公対決、そしてグローメルvsケンプフという究極ネタキャラ対決が確定。
地形的優位を生かした作戦を取りながらまったく役に立たなかった?二人、知将ならぬ恥将対決といったところであろうか・・・

予選14組
騎士の中の騎士ともいうべき聖戦、トラキアの人気キャラフィンを上位と見る声が多い。
他にもランスやオスカー等騎兵系が中心となりそうな雰囲気も。
だがフィンにとっては「予選通過は間違いない」というムードが悪かったか、
フィンは通過するだろうから他のキャラに入れようという意見もちらほらと、それでもさすがというべきか序盤からオスカーと完全に一騎討ち状態に。
アスベル、ドーガあたりも食らいつくが中盤あたりから前二人が一気に突き放し最後まで勝負の行方はわからない。
ここで最初にも言った「フィンは確定」のイメージで取りこぼした票が最後にたたったか、最後はオスカーが頭一つ抜け出した。
それでも余裕の予選通過を決めるあたりフィンも負けて強しといえるだろう。
離れた3番手はアスベルが確保、前の組のケンプフに続いてようやくトラキア勢も巻き返してきたか。

予選15組
確たる本命不在のムード、聖戦から神器持ちのアレスと神器ではないがそのくらいに強いキラーボウを持つジャムカの二人が中心だろうか。
最萌えではなく最燃えというファン層が少し変わりそうな?舞台で恩恵を受けそうなルセアや予備予選組から登場の重要ボスの3人等も注目。
そして序盤からやはりというかなんというか大混戦ムードが漂う、ルセア、ジャムカ、アレス、カレルあたりがほぼ横並びに。
ただ中盤でまったく票を伸ばせないカレルがここで脱落、他3人は確実に票を伸ばして予選通過枠の争いはここで勝負ありの感。
注目の上位3人の順位争い、目まぐるしく順位が変わるが最後の最後で抜け出したのはルセア、堂々の1位通過を決めた。
僅差で敗れた2位はジャムカ、3位にアレス、離れた4位争いも熾烈で最後すごい勢いで伸びたロイドともう一度持ち直したカレルが同着。
ロイドは最初からこの勢いがあれば?という気も。



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