本戦一回戦戦評 文責:ケダモノ予想人氏

本戦一日目
A-1
トラキア弓兵ロナンと闇のお父さんカナスが競り合い、お互いを捕らえては捕らえられる応酬合戦。
一方、序盤は静かだった熱血赤騎士ケビンだが支援を受けてかお昼頃から票を伸ばし、
夕方にはロナンを捕らえる。どう見ても女ですルセアも喰らい付こうとするが、結局差は埋められなかった。
21時には3人ほぼ横並びだったが、ここからロナンが猛スパート。
ラスト2時間で20票を獲得して一気に駆け抜けで勝利。
要因としては村の漁師という設定なのに弓兵、しかも魔力成長率55%と
明らかに天職を間違えたネタっぷりが投票者の心を熱く掴んだものと思われる。
烈火組の二人は、得票ペースを見るに組が被っていなければ・・・と思えなくも無かっただけに残念だったか。

B-1
ティルファング、エタルド、リガルブレイド、ミストルティンと聖剣魔剣が鍔迫り合う重量感漂うB-1。
序盤から聖戦子世代主人公セリスが飛び出し、あっという間に2位以下を10票差に引き離す。
このままセリス圧勝かに思われたが、11時代にID:S1ZbxOkR氏による秀逸なFLASHが投下された漆黒の騎士が、
A-1のケビンと同じくお昼頃から票を伸ばし、10票近く開いた票差を夕方には4票差にまで詰め寄る。
そして勝負はラスト2時間、21時過ぎに遂に漆黒の騎士がセリスを差して首位に躍り出る。
が、セリスも負けじともう一伸びが効いて最後の最後で首位奪還の逆転勝利、強敵揃いのNPC陣を見事に下した。
それにしても、エルトシャンはまるで友人の息子のために礎となった、ような気がするのは著者だけだろうか。

C-1
所持スキルのおかげで「敵が、倒れるまで、攻撃を、止めない!」と評判の
ウェルダンの神器?持ちジャムカがB-1セリス同様、序盤からロケットスタート。
以降は特に動きも無く4人ともマイペースに得票していたが、他2試合の蒼炎組同様、
糸目の緑騎士オスカーがお昼頃から得票ペースを上げて13時にジャムカを逆転。
そこから一気に突き離して最後まで首位を守った。
哀しき皇子リオンは、序盤から飛ばしていれば、また結果は違ったかもしれない。

本戦二日目
A-2
運命の巡り合わせとはよく言ったもので、フェレ公子エリウッドと比翼の友ヘクトルが鉢合わせに。
本編から最燃えに舞台を移しての手合わせはどうなるか、に思われたが、結果から言うとヘクトルの圧勝。
3時時点で2位以下に10票差を付けると終始セーフティーリードを保って早々に勝負を決めた。
熱い支援が寄せられたバレバレ仮面かみyもといシリウスや
実は女性の扱いが上手い?デューも善戦するものの、やはり主人公の地力は強かった。
余談だが、これでヘクトルは予選のロイと続いてフェレ家親子に勝利という快挙・・・か?

B-2
地味には地味なりの個性が光るスカサハと未来の傭兵団長アイクが序盤から激しく競り合う。
一方で歯車が狂ってしまったハーディンとロプトウスの化身ユリウスは残念ながら早々に戦線離脱を余儀なくされてしまった。
互いに譲らないままで終盤まで縺れ込むか、と思われたがお昼過ぎからアイクがじわじわと引き離しにかかると、
そこから主人公パワー炸裂するかの如く爆走、一気に勝利を決めた。

D-1
最早窃盗団頭領が板に付きつつある追剥主人公リーフが開始1時間で26票を叩き出し、
そのまま得票ペースを落とすことなく最燃え初の3桁得票の偉業を達成。
他2組との主人公セットも勝因に無くは無かっただろうが、
やはりシリーズ中、最も過酷な状況に置かれた所からの成長っぷりが投票者の心を熱く掴んだのだろう。
超低血圧王子リュシオンも得票具合はむしろ善戦した方なのだが、主人公の壁は厚かったと言ったところか。

本戦三日目
A-3
まさかこの組み合わせが早々に実現すると誰が予想できたか、ケンプフとグローメルによる「恥将対決」。
A-3は完全にこの二人の戦いが焦点だった。
マーダーホレスやポートクリフと言ったステキ臭漂う作戦を図説で示したり、
実はイリオスにも負けていた能力などヘタレっぷりが良く分かる支援が豊富に寄せられたケンプフが、
落石で死ねるグローメルを徐々に引き離し、終盤間際までリードを保ってこのまま勝利かに見えた。
しかし終盤、スキル「勇将」が発動したかの如くグローメルが猛スパート。
トナメ名物・ラシも交えてラスト3時間で60票近くの大量得票で一気にケンプフをまくって逆転勝利を収めた。
ケンプフも必死に追いすがったが、一度出来上がった空気というのはそう簡単には覆らなかった、残念。

C-2
風の勇者、カダイン魔道士、ヴェルトマー家と狙いすましたかの様に魔道士だらけのC-2。
人間離れもいいところの超人的強さを誇るヒーローっぷりと
「宝物」を始めとした爆弾発言によるギャップのセティ、
兄弟弟子に激しい嫉妬心を持ちつつも先生には大変素直な人間臭さが光るエルレーン、
序盤から・・・というか終始この二名が激しく競り合う展開。
両者とも力の入った支援が多数寄せられ、どちらも一歩も引かない、引く気は無い試合に。
アゼルとサイアスの炎のヴェルトマー家は残念ながら序盤から完全に取り残されてしまった。
そして1時過ぎからエルレーンが徐々に息切れしているところをセティが確実に票を取って差を広げると、
そのまま首位を走って勝利を勝ち取った。
敗れたエルレーンだったが、予選から予想屋陣の前評判を覆す善戦っぷりや、
豊富な支援に熱い投票文は十分に存在感を示していただろう。

D-2
封印組唯一の首位通過サウルと比例回りの主人公ロイがかち合ってしまう。
元祖風魔法使いマリクやそもそもこの最燃えの参加自体が危ぶまれたイシュトーと一波乱の予感。
序盤からID:OsF8kOPm氏の支援を受けたイシュトーと
C-2で風繋がり&兄弟弟子繋がりな相乗効果も交えたマリクが飛び出す。
封印組の二人は、食い合ってるのか空気に呑まれているのか、中々票を伸ばせない。
首位攻防戦は朝方からマリクが徐々に差を広げて、お昼頃には頭一つ抜けた形に。
その後も停滞気味なイシュトーを尻目に票を集め、このまま勝ちに行くかに思われたが、
ロイが主人公の本領発揮と言わんばかりに猛チャージ。
お昼前から息を吹き返し、18時には2位のイシュトーに4票差まで詰め寄る。
ここでイシュトーもエンジンが点火、物凄い末脚を見せてロイと共にマリクに迫る。
しかし中盤で稼いだリードが効いて、マリクが僅差で勝利を収めた。
まさかの主人公と有力キャラ敗退な封印、予選からこっちの厳しい情勢は続く・・・。

本戦四日目
B-3
蒼炎版「実はいい人スナイパー」シノンと
何時の間にか勇者の槍を自分専用にカスタマイズしたフィンが飛び出す。
リードするシノンに常に3票差でフィンがくっ付き、一時は捕らえるも直に離す接戦。
お昼からシノンが徐々にリードを広げに掛かり勝利へ一直線かに見えたが、終盤フィンが怒涛の追い上げ。
夕方に開いていた差を一気に詰めてラストスパートでシノンをまくり、逆転勝利。
シノンもスパートは掛かったが、後一歩及ばず4票差で敗れた。

C-3
初代主人公マルスが開始一時間で12票を獲得して、結果から言うとそのまま終始セーフティリードを保ち、
元祖の力をまざまざと見せ付けた格好の圧勝となった。
ID:pjEelDD9氏による「壊レヴィン」等の支援が光ったレヴィンは
ラストのスパートなら勢いはマルスを上回っていただけに、序盤の躓きが悔やまれたといったところか。

D-3
借金大王マカロフ、小物だけど体格はデカくなるリフィス、神器持ちでもやっつけ負けアレスが序盤から票が乱れ飛ぶ。
しかし何故か朝方になると投票がパッタリと止まり、その隙にアーマーじゃなくてAナイトドーガがじわじわと詰め寄る。
お昼直前からリフィスが一足早く混戦を抜け出して逃げ切りに掛かるが、夕方を境にマカロフにエンジンが点火。
21時にリフィスをまくってDブロック代表へ名乗りをあげる勝利を飾った。

本戦五日目
E-1
ブラギの破戒僧アウグストが序盤の3時間で20票を獲得して、
2位以下をダブルスコアで沈めるというC-3のマルスを上回る圧勝っぷりを見せ付けた。
甘ちゃん主人公に現実をこれでもかと厳格に叩き付ける言動と
F-1のリフ・G-1のドリアスと揃って老人同盟による相乗効果が勝因か。

F-1
暗黒竜VSトラキア対決となった組。
猛牛赤騎士カイン、必殺のグラフカリバーアスベル、2ch随一のネタキャラリフが
互いに勝るとも劣らない接戦を繰り広げる。
試合が動いたのは夕方か、18時からリフにブーストが掛かったかの如く大爆走で混戦を制した。
傷薬CC等のネタもさることながら、この勢いは凄い、恐るべし老人同盟。

G-1
アウグスト、リフと共に老人同盟の一角を担う騎士道軍師ドリアスも決めるか・・・と思いきや、
突撃主人公エフラムがE-1のアウグスト並にぶっちぎって完全勝利を決めた。
死の予選5組を首位で勝ち上がった実力は伊達ではない、と言ったところか。

本戦六日目
E-2
ネタキャラにして伊達男ヒーニアスと最燃えで絶好調のトラキアからタンポポ団首領パーンが鬩ぎ合う。
お昼からヒーニアスが迫り来る旧作勢にリードを広げると堅実に票を取り、
ラストスパートも交えて前日の好敵手?に続く勝利をあげた。
最後は「ヨハン死すとも 愛は死なず ・・・ぐふ。」で試合を綺麗に締めました。

F-2
本命不在気味のこの組だが、短パン坊ちゃまトパックがリード。
序盤からの大量支援を受けてか、その後も得票ペースを落とすことなく勝利へまっしぐら。
しかし、聖戦七三軍団希望の星リデールがSドリンク・アゲインによる効果か定かではないが脅威の末脚。
ラスト間際に20票弱を叩き出して物凄い勢いでトパックに迫るも、
終盤まで開いていた差と終始寄せられた支援が効いたか、2票差でトパックが制した。

H-1
NPC最有力の一角、トラバントが予選時と同じく序盤から飛ばしてあっという間に2位以下に10票差を付ける圧勝ムードに。
こう、一度作られた空気というのは余程のことが無い限り覆らないものであり、今回も例外に漏れずにトラバントの勝利・・・
に、そうはさせまいと病弱炎属性キルロイが夕方から猛チャージ。
10票以上開いていた差をどんどん詰めていき、ラストのスパートはトラバントを上回っていたものの、
国王の威厳を見せ付けてトラバントが逃げ切った。

本戦七日目
E-3
前日のトラバントに続いてNPC最有力候補ミシェイル兄さんがロケットスタートを決めて独走体勢に。
敵でありながらも貧国の王と兄貴であり続けようとした生き様とストーリーが相まったキャラ立ちが投票者の心を鷲掴み。
終始支援が耐えなかったレイはラストスパートに掛けるも、この圧勝ムードを覆すまでには至らずミシェイルが勝利を収めた。

G-2
元祖傭兵にして兄貴オグマが飛び出し、少し遅れてお昼寝ナイトトレックが続く。
自身のキャラクタ性と共にゲーム本編でも世話になりました票を交えてオグマが票を伸ばしてこのまま勝利かに思われたが、
開始直後に迫って一旦は離されたトレックがコンスタントに票を集めて終盤にもう一度肉薄。
ラストスパートで逆転を狙うも、元祖の地力を見せてオグマが勝利を上げた。

H-2
真最萌えではセリカが本戦一回戦で聖魔主人公エイリークとかち合ったが、
今回はアルムが聖戦主人公シグルドとぶつかるという、運命って何だろうな展開。
最小勢力であるバレンシアにとって主人公は外せない勢いで熱い想いや支援が寄せられるアルムだが、
ゲーム主人公で他の追随を許さない不幸っぷりだが、愚直なまでに真っ直ぐで燃えると投票者に評判なシグルドが
序盤こそ競り合うものの終始リードを守って主人公対決2nd roundに勝利を決めた。

本戦八日目最終日
F-3
ヴェルトマー家最後の砦アルヴィスが聖戦の勢いそのままに飛び出す。
若かりし頃の野心に燃えた自信満々ぷりとロプトに所詮駒扱いで利用されていたと自覚した壮年時のギャップが
投票者に熱く焼き付いているようで、投票文からも切なさ溢れる熱さが込み上げていた。
封印最後の砦な男前ツラヒュウやひどいありさまセネリオも支援を投下して喰らい付こうとするが、
終始差が埋まることはなく、アルヴィスが勝利を決めた。
そしてこの組を持って封印は全滅、余りにも早すぎる&呆気ない幕切れに・・・。

G-3
風使いお兄さんリュート、同じく風でも疾風のラガルトが序盤から競り合う。
少し遅れて埋まっていたソーンバルケがお昼辺りから出没して首位争いに参戦、混戦模様に。
縺れ合っていた展開だが、終盤からリュートが9票差をつけて頭一つ抜けてトップに。
ソーケンバルンも最後の追い込みを掛けるが、もう一伸びしてみせたリュートが
前日に主人公アルムが敗れた反動も手伝って外伝組最後の砦の意地で勝利を飾った。

H-3
ここで勝てば宿敵トラバントや親友シグルドとかち合う絶好のポジションを得たキュアンが序盤から飛ばす。
このまま運命の三つ巴実現なるか・・・と思われたが、聖魔のヒロシことノールがID:BX70jJvQ氏の支援をはじめ、
不幸っぷりをネタに票を伸ばし、15時にキュアンを逆転。
しかしキュアンも負けじと意地を見せて20時にノールを逆転しリードを広げるが、
最後のラストスパートでノールが追いついて終わってみれば1位同着。
予選を僅差で勝ち上がり、本戦もいきなり同着勝利、本編とは違ってここ一番で強運を見せるノールだが、
Hブロック2回戦の聖戦対決に放り込まれた彼の運命やいかに?









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