予選後半戦評&総括 文責:ケダモノ予想人氏

予選10組
一日のインターバルを挟んで予選後半戦スタート。
飛び出したのはトラキアの拷問軍師アウグスト。
FEにしては異端とも言える現実主義なキャラクタが
トラキアの超絶難度と相まってプレイヤーに強烈な印象を与えたようで、
その燃えっぷりが投票文からも熱く伝わっていた。
そのまま明け方まではアウグストリードで進んだが、
徐々にヘクトルとロイのエレブ主人公'sが追走。
中盤にはこの3名で決まるかと思われたが、夕方辺りからライが猛チャージ。
上位と7票差で離れていたところを21時には5票差にまで詰めて
22時半にはロイ、アウグストを次々と抜いて2位に上り詰めた。
しかしアウグストも最後にもう一伸びして3位、トラキア組初の予選通過を決めた。
少々埋もれつつユリウスも健闘、予備予選得票数4位の実力派伊達ではないのだ。
首位を決めた烈火主人公ヘクトルとは対照的に、まさかの比例回りとなった封印主人公ロイ。
得票ベースは好調だったが、ラスト2時間での息切れが痛かったか。
GBA発一作目の主人公で漫画化もされ、封印発売5ヶ月前にスマデラで一足早くデビューと
追い風となる材料が豊富で予想屋陣も太鼓判を押していただけにまさに波乱の展開。
そしてまたも4位の鬱き目に遭った封印は、比例枠の最低ラインが27票とエライことに・・・。
さながら真最萌で3位地獄に泣いた聖魔の状況とよく似ている気がする。

予選11組
ラクチェと共に流星剣の死神双子と称されながらも会話イベントが少なく、
しかもCC後はマーシナリーと何かと地味な烙印を背負うスカサハ。
馬鹿兄貴というよりは駄目兄貴?
自覚があるのが救いかはたまた性質が悪いのか、借金大王マカロフ。
ナーガ以外では唯一ロプトウスに対抗できるイチイバル持ちなのに
結ばれる女性からは悉く尻にしかれ、何故か映えない地味なファバル。
結論から言うと、11組はこの三人の完全な独断場であった。
序盤こそサザが喰らいつくも、最初の一時間で早々に戦線離脱を余儀なくされる。
まるで真最萌予選12組のソフィーヤ、ユリア、イレースの如く、
三人がそれぞれの持ち味をいかんなく発揮して上位を突っ走った。
スカサハに至っては現時点で聖戦組の得票数トップ、最早地味とは言わせない?
また、クレーベが外伝比例枠2位に入り込む健闘を見せた。

予選12組
FE初代主人公マルスがロケットスタートであっという間に2位以下を突き離し、
7組カイン以上にセーフティリードを保って首位を勝ち取った。
FEの祖とも言える彼への思い入れが投票文からも熱く伝えられていた。
ジョルジュも順調に票を取り、このまま暗黒竜で1・2フィニッシュかと思われたが、
夕方辺りから3位グループが追い上げてくる。
そして20時にはリュシオン、21時にはリデールが捕らえてラストスパート。
一時間早く2位に立ったリュシオンが来るかに見えたが、リデールももう一伸び、
終わってみれば2位同着、京都の気温によりリュシオン2位、リデール3位となった。
そのリデールに並ぶ猛追っぷりだったイシュトーは2票差で4位、
少々離されたがデルムッドも比例枠にギリギリで飛び込んできた。
21時前後の足踏みが痛かったジョルジュだが、32票と健闘。
支援絵が豊富だったレイも27票とギリギリで比例枠に望みを繋いだ。

予選13組
シリーズ2作目となる外伝主人公アルムが12組のマルスを彷彿とさせるスタートでぶっちぎる。
最終決戦の燃える演出や同じ組のマイセンとの因縁、GBA風支援など熱い思いが続々と寄せられた。
そんなアルムを2位で追いかけるのは予備予選1組を1位で通過したケンプフ。
シビアな作品であるトラキアにおいて群を抜いたヘタレっぷりに魅せられたプレイヤー多数だった模様。
トップ2は終始この二人が駆け抜け、焦点は3位争いに。
序盤はマイセンがリードするものの、直にイリオスが追いつき、お昼までは膠着状態。
そこから足踏みのイリオスをマイセンが離して3位。
今組は不調気味だった外伝とトラキアのニ作品が主役を務めてそれぞれ予選順位通過者を2名決めた。

予選14組
聖戦親子両世代にトラキアと3部に渡って奔走したフィンが先陣を切った。
以下、糸目オスカー、リーフの友人でセティの弟子アスベル、初代Aナイトドーガが続く。
6時にはオスカーがフィンを捕らえ、お昼直前まで抜きつ抜かれつの接戦だったが、
お昼を境にオスカーが引き離し首位に立つ。
しかしフィンも負けじと食い下がり、19時には一票差まで詰め寄るが、
21時過ぎにオスカーがもう一伸びして1位を死守、力及ばなかったもののフィンも2位につけた。
3位には中盤以降もコンスタントに票を集めたアスベルがトラキア組初のPCキャラ順位通過を、
また、今組をもって外伝比例枠2位に飛び込んだリュートとルドルフが本戦出場を決めた。
それにしても同じ19票ながら比例に残ったワレスと予選落ちのランス、明暗分かれるとはこのことか。

予選15組
どう見ても女性だけど修道士だよルセアが飛び出し、2位以下も混沌気味。
8時ごろにジャムカ、アレス、カレルが追い上げてこのまま首位争奪戦になるかと思いきや、
カレルが突如大ブレーキに陥ってしまい外れてしまう。
勝負は残った3名が抜いては抜かれての接戦を繰り広げて互いに譲らない。
そして21時に抜けたジャムカがスパートを掛けて逃げ切りにかかるが、
最後の一時間でルセアが逆転、2票差で首位を勝ち取った。
ジャムカは惜しかったが2位、アレスも終始上位陣に食らいつき3位につけた。
14組に続き、同じ票数ながら烈火のロイドは比例に残り、封印のカレルは予選落ち。
比例枠の厚みが最も高いが故の悲劇、とでも言ったものだろうが辛い展開には違いないか。

予選16組
まさかの主人公抜擢となったリーフと「タンポポ団」というステキネーミングを擁するパーンが飛び出す。
ハールがお昼にパーンを捕らえるも、そこから票を伸ばせず首位争いには入れなかった。
結局トラキアコンビが最後まで他の追随を許さず、見事に1,2フィニッシュを決めた。
3位には夕方から伸ばしてハールをまくった疾風ラガルトが入った。。
終わってみれば、貧乏王子を始めとした窃盗団(ryもとい盗賊キャラが席巻したこの組。
ID:hycILn6A氏の言葉を借りると、「ヤツらは大変なものを盗んでしまいました それは投票者たちの心です」

予選17組
後半から気を吐いてきたトラキア組の勢いにのって
斧キャラに決定的な革命を齎したオーシンと騎士道軍師ドリアスがリードする。
しかしカダインの魔道士にしてマリクのライバル?エルレーンが追いつき、3トップが争う形に。
このまま決まるかに思われたが、15時辺りから埋まっていたソーンバルケが票を伸ばし、
21時以降のラストスパートでダミアン、ドリアス、エルレーンと牛蒡抜きにかかるが、
終盤までコンスタントに票を集めた分、オーシンが首位を守った。
それでも首位から4位までが5票差と大接戦。
4位のドリアスは18時から21時の3時間で停滞気味だったのが痛かったか。

予選18組
予備予選で最多得票を獲得した野望に燃えるマケドニア王ミシェイルが抜群の存在感で本命に上がった予選最終組。
しかし伏兵かはたまた番狂わせか、エリミーヌ教の軟派神父サウルがMADを始めとする支援を受けて
終始ミシェイルと抜いては抜かれの互角の戦いに持ち込む。
一方の3位争いはアゼルとキルロイが繰り広げていたが朝方からキルロイが突き離し、
勝負はそのままミシェイルとサウルの接戦とじりじりと二人に迫るキルロイに絞られる。
そしてラスト一時間でキルロイがミシェイルに肉薄するも、ミシェイルもスパートをかけて振り切りサウルに迫る。
それでも15時以降から徐々に開いた差が効いたか、一票差でサウルが封印組初にして念願の首位通過。
3位争いには敗れたものの聖戦での成長ぶりが魅せたアゼル、紋章にてまさかの激変ハーディン、
師匠を超える日は来るのかエルクが予選最後の比例通過を決めた。


聖戦の系譜

最萌でのTS、真最萌での蒼炎がそうだったように予選1組を制したキャラは
作品自体の勢いを押し上げる力が働くようで、予選通過22人とまさに圧巻。
前半に有力キャラが偏った感もあったが、後半の通過者も9人と強い。
通過者の内訳も主人公、キーパーソン、親友、ネタ、敵役、地味と幅広い。
両世代で活躍するレヴィン、フィン、トラバント、アルヴィスを除くと親世代が8人、子世代が10人と
どちらかに偏るということもなく、思ったよりもバランスが取れた面子といったところか。
真最萌ではマナのみが通った平民キャラは最燃えでは残念ながら、奮わずというか仕方ないというか。

アカネイア

聖戦ほどではないにしても、予選通過17人と元祖の地力が光る。
主人公、お付き魔道士、キル剣士、傭兵、お助け役、傷薬、詐欺師、バレバレ仮面、野望の兄様と
面子も華やかな一方、元祖バカ兄貴や緑騎士が予選落ちという少々意外な展開も。
とはいえ勢い自体は前述の通りまだまだ健在、本戦での活躍に期待が持てる。

蒼炎の軌跡

予選通過16人と、終わってみれば前半後半通じて勢いが途切れなかった感のある蒼炎。
面子も主人公、お付き魔道士、マブダチぬこ、赤緑騎士、ネタPC&NPC等幅広く揃った。
本戦初っ端から聖剣魔剣対決の漆黒の騎士や全作品中唯一赤緑揃って通ったケビンとオスカーが出場と、
本戦での活躍にも期待がかかる。

トラキア776

予選通過11人中、順位通過が6人と真最萌とはうって変わって大躍進。
また11人中8人が後半から決めた辺り、主人公を筆頭に27人も投入したのは伊達ではなかったわけだ。
前回は本戦一回戦でトーナメントを終えてしまったが、今回は奮闘なるか。

外伝

予選通過は5人、しかも全員アルム側のキャラというのが上手い?
アルムがマイセンと共に順位通過を確実に決める辺りは、真最萌でのセリカの雪辱を見事にはらした格好。
ただ、またしても外伝主人公が本戦一回戦から他作品主人公とぶち当たるだなんて勘弁してよミラ様。
最終決戦の如く、この逆境を燃える展開で突き進むことができるか。

聖魔の光石

真最萌とは逆に、聖魔の最燃えにおける戦いは
比例に3人が飛び込んできたとはいえ前半が舞台だったというところか。
まぁ有力キャラは確実に通したのである意味想定内とか言っちゃったりなんかして。
その堅実さを本戦でも期待したいところ。

封印の剣

予選通過8人と少なくは無いものの、主人公ロイがまさかの比例回りが象徴するかの如く、とにかく不振が目立つ。
組み合わせの悪さと比例の厚さが相乗効果を起こしたとはいえ、ここまで状況が激変してしまうものなのだろうか。
最後にサウルが接戦で首位を決めたものの本戦一回戦でよりにもよってロイとかち合うのをはじめ、
本戦でも苦戦が免れないふいんき(何故か変換できry)がひしひしと・・・。

烈火の剣

前半には封印並に苦戦気味だったが、主人公ヘクトルの首位をはじめとして
ダミアン、ロイドとNPCの有力キャラも比例で拾ったりと後半で伸びをみせた烈火。
んが、本戦一回戦からエリウッドとヘクトルの同作品主人公ガチンコや
有力所のルセアとカナスが同じ組とエレブ大陸はどうにもこうにも組み合わせの運に見放され気味か?





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