観戦記/二回戦

セシリア「今日から二回戦、ブロック決勝ね。この八試合は私達の担当よ」
リリーナ「はい、がんばりましょう、セシリアさん!」
セシリア「いい返事ね。じゃあ、早速一試合目から見ていきましょう」

2/28 Aブロック決勝
セシリア「ブロック決勝は三人から一人を選ぶ方式で一人勝ち抜け、1日1試合よ」
リリーナ「参加人数が大分減るんですね」
セシリア「ええ、ここまで勝ち上がってきたんだもの、これからはじっくり……というところね。もっとも、この時点で残りの日程は20日ほどだけれども」
リリーナ「ああ、そうでしたね」
セシリア「ええ、だからスピードが緩む感じはしないわね」
リリーナ「なるほど、そうかも知れないですね」
セシリア「……それで今日の試合は、オスティア候と、トラキアのロナンと、蒼炎のグローメル将軍。職種も傾向もバラバラの三人ね」
リリーナ「はい……」
セシリア「試合展開としてはオスティア候が一歩リードして進む中、夕方以降支援の効果なども有って後ろの二人も追い上げたけれども、後一歩が届かなかった……という感じね」
リリーナ「ドキドキしました……、お父様、負けちゃうんじゃないかって……」
セシリア「あらリリーナ、これは観戦記なんだから、私情を挟んじゃ……と言いたい所だけれど、そのくらいは仕方ないわね」
リリーナ「すみません、セシリアさん」
セシリア「いいのよ、謝らなくて。勝負としてはネタ票割れ、新作票割れも有って不透明な勝負だったけれども、オスティア候がエレブ最後の砦ということも有って何とか一歩抜け出すだけの票を集めた、という感じかしら」
リリーナ「そう、ですね……」

3/1 Bブロック決勝
セシリア「今日は聖戦から後半主人公のセリス公子と人気キャラのフィン、それから蒼炎主人公のアイクね」
リリーナ「主人公対決ですね」
セシリア「ええ、そうなるわね。最も、勝負としてはその言葉に倣うほどの派手さは無かったかも知れないわね」
リリーナ「セリス公子が同作票割れも有ってあまり票が伸びなかったからですか?」
セシリア「そういうこと。まあ、こればかりは仕方ないことね。聖戦の二人のファンにとっては厳しい意見になるけれども、今日ばかりは大方の予想通りの結果としか言いようが無い気がするわ」

3/2 Cブロック決勝
リリーナ「今日は蒼炎のオスカーさんと、聖戦のセティさん、紋章主人公のマルス王子のエントリーですね」
セシリア「結果から言うと「新旧対決、何それ?」という感じの1日になってしまったわね」
リリーナ「それは……そう、ですね」
セシリア「オスカーがもう少し伸びるかと思ったんだけれども、他ブロックの同作キャラという追い風が無いなか、初代主人公と聖戦人気キャラ相手では厳しすぎたようね」
リリーナ「そうですね……。勝負については、夕方以降にマルス王子がセティさんを逆転したんですよね」
セシリア「ええ、結果はともかくこれは予選のフェレ公爵や一回戦のロイと同じような票の入り方ね」
リリーナ「え?」
セシリア「あら気づいてなかったの?、要するに中盤以降から「やっぱり主人公!」と思う人の票が集中して票が伸びた形なのよ」
リリーナ「ああ、そういうことなんですね」
セシリア「皆が皆同じ考えを持っているわけではないけれども、悩んだ末にここは主人公、という風に思う人は少なくないということなんだと思うわ」

3/3 Dブロック決勝
セシリア「今日はトラキア主人公のリーフ王子、初代親友魔法使いマリク、蒼炎のマカロフの三人がエントリーね」
リリーナ「職種もキャラの傾向もバラバラですね」
セシリア「ええ、逆に言えば職種票の割れない日ね。今日も旧作二人に新作一人……何だけれども、昨日ほどではないとはいえ、分かれた方が有利ということにはならなかったようね」
リリーナ「票数を見る感じだと、リーフ王子が手堅く勝利、という感じがします」
セシリア「ええ、私もそう思うわ。マリクもマカロフも他が票割れする中をすりぬけた上で勝って来たようなキャラだったから、さすがに一回戦で一人三桁を叩き出した主人公には敵わなかったようね」
リリーナ「ううん、主人公は強い……ですよね。ロイは一回戦で負けちゃいましたけど、今日までは四試合とも主人公が勝ちましたし……」
セシリア「とはいえ、これから三試合は主人公の居ない日、最後の一日のシグルド公子は息子のセリス公子と同等くらいには厳しいカード……まだまだ分からないわよ」
リリーナ「あ、はい」

3/4 Eブロック決勝

セシリア「今日はトラキアの軍師アウグストに、聖魔のヒーニアス王子、紋章のミシェイル王子……『実はいい人』が揃ったような、PC対NPCのような微妙な一日ね」
リリーナ「今日は僅差勝負でしたね」
セシリア「ええ、最初からアウグストが少しリードしていたけれども、残り二人も少し後ろでくらいつく展開、ミシェイル王子が最後に追い上げるものも追い上げ敵わず、といった感じね」
リリーナ「主人公以外の初めての準決勝への切符を握ったのが、アウグストさんですね」
セシリア「ええ、そういうこと。意外と言えば意外な気もするけれども、予備予選からの高い票数を見ていけばそれほど不思議な感じはしないわね。彼には、それだけの実力があるということよ」
リリーナ「はい」

3/5 Fブロック決勝

セシリア「紋章リフ、聖戦アルヴィス、蒼炎トパック……傾向はそれぞれ違うけれども、魔法系決戦といった感じね」
リリーナ「はい、何だかわくわくしますね」
セシリア「私もよ。少ない魔法使い系が戦いあうのはちょっと辛い気もするけど、逆に言えば魔法使いの内最低でも一人は準決勝へ進めるということですもの」
リリーナ「あ、なるほど……」
セシリア「もっとも、その一人が誰になるかが重要なのだけれども……。今日はまた、物凄く絡み合ったグラフになったわね」
リリーナ「アルヴィスさんが最後の1時間2時間で失速気味になってますけど、トパック君とリフさんは最後の最後までもつれ合っていたんですね」
セシリア「ええ……、そして、勝利の女神はトパックに微笑んだのね。これはやはり支援のおかげでしょうね」

3/6 Gブロック決勝
セシリア「聖魔主人公エフラム王子に、紋章オグマ、外伝リュート、頼れるかどうか微妙な兄貴というか兄上というか同士の対決ね、一人は兄ではないのだけれど」
リリーナ「そうですね」
セシリア「結果から言うと、今日はオグマの勝利ね。正直、ここで主人公を破るとは以外だったけれども……彼の場合燃え要素もあるけれども、実プレイでお世話になった重みが大きかったようね」
リリーナ「そう言えば、オグマさんの投票にはそういうコメントが目立ちますよね」
セシリア「ええ、そういうこと。そういう点だと、割と誰でもある程度以上役に立つ上、主人公なのに最初からの出陣ではなく、一つのゲームの中でのPCとして加わるプレイ期間という意味で一歩劣るエフラム王子は遅れをとってしまったのでしょうね」
リリーナ「なるほど……」

3/7 Hブロック決勝
セシリア「今日が二回戦最終日、そして二回戦中最も異色とも言える戦いの一日ね」
リリーナ「聖戦親世代のシグルド公子、キュアン王子、トラバント王、それに聖魔のノールさん……」
セシリア「同票勝ち上がりもそうだけれども、ここまで来ると運命の悪戯としか言いようがない気がしてくるわね。……もっとも、それと勝負はまた別物なのよね」
リリーナ「はい」
セシリア「勝負としては、早い段階でシグルド公子対ノールの一騎打ちになったわね。聖戦も聖魔も最後の砦の正面対決、こうなると一番勝ち抜ける確率の高い聖戦側の票が主人公に集中するのは当然のことでしょうね」
リリーナ「そうですね……。これも勝負、ですものね」
セシリア「もちろん純粋な萌えに応じて投票している人もたくさん居るでしょうけれども、それ以外に勝負としての駆け引きの面があるのは否めないことだわ。それ以外にも色々と楽しみ方は有るでしょうけれど、その全てをひっくるめて楽しめてこその最燃……すくなくとも、私はそう思っているわよ」
リリーナ「あ、はい……」
セシリア「結果として今日の勝負は支援を含め幾つもの後押しを受けたノールが、ギリギリでシグルド公子から逃げ切る形になったわね」
リリーナ「熱い勝負でしたね」
セシリア「何しろ二回戦最終試合、どちらも作品を背負ってしまったものね……。もう少し違う形の勝負を見てみたい気もしたけれども、ここでこうやって当たるのも彼らの運命だったのでしょうね」


二回戦纏め
セシリア「最後の一人になっていたエレブ勢は辛くも生き残り、聖魔は一人送り込み、聖戦は二回戦最多数の人数を送り込みながら全滅、紋章蒼炎は送り込んだ人数から考えれば妥当とも言える二人通過、トラキアは意地を見せての三人から二人通過……といったところね」
リリーナ「結構、明暗が分かれた形ですね」
セシリア「聖戦に関しては元々二箇所で同作潰しあいの上相手が票田の余り被らない新作キャラ、という状況だったから、元々人数の割に勝ち目は薄かったんだと思うわ」
リリーナ「ああ、なるほど……セティさんは初代主人公とでしたし、アルヴィスさんも元祖とも言えるネタキャラと、支援で伸びているキャラとの対決でしたものね」
セシリア「そういうこと。まあ最終日に関しては、前日までの結果次第とは思っていたけれども……。聖戦側のみが最後の砦なら、勝ち目は有ったと思うのよ」
リリーナ「聖魔側も最後の砦でしたね」
セシリア「ええ、エフラム王子が敗れたものね。こうなると票割れ必死の上未プレイ層を上手く取り込めるほどの支援を持っていない聖戦側は厳しい……正直な所、シグルド公子はよく善戦したと思うわ」
リリーナ「そうですね……」
セシリア「そう言えば、一回戦二回戦とも、主人公親子と名のつくところが一組ずつ敗退しているわね……結局、残った主人公4人は親も子も主人公と関係ない人たちだけね」
リリーナ「あ、本当……」
セシリア「三回戦までコマを進めた8人は、主人公が四人に、剣士が一人、魔法使い系二人、NPC一人という内訳ね」
リリーナ「セシリアさんから見て、意外だ、という人は居ますか?」
セシリア「予備予選と予選の結果、それと組み合わせを見て……ということだと、オグマかしら」
リリーナ「え、どうして?、元々人気キャラなのに……」
セシリア「人気云々ではなく、あくまで流れを見ての話よ。主人公4人はまあ、皆元々人気キャラだということを考えればそれほど不思議じゃないし、トパックとノールに関しては予選からの支援の厚さと、一回戦、二回戦での組み合わせ的な有利さを考えれば、どちらもそれほど不思議な感じはしないわ。アウグストに関しても、予備予選からの票数の高さがあるものね」
リリーナ「じゃあ、オグマさんは何が違うの?」
セシリア「これは私の主観になるけれども、正直な所彼の支援関係にはには未プレイ層にまで強烈にアピールするほどのものが見当たらないのよね。……実プレイでの役立ち度の高いキャラだからこそ、そういう風に見えるのかもしれないけれども。そんな彼が、票割れ要素の無い主人公を打ち破ってくるとまでは思わなかったのよ」
リリーナ「あ、なるほど……」
セシリア「理解できて?」
リリーナ「はい、説明を聞いて納得できました」
セシリア「そう、それなら良かったわ。じゃあ、私達の観戦記はこれでおしまいね。準々決勝については、蒼炎のエリンシア王女とミストの担当よ」
リリーナ「皆さん、お疲れ様でした」
セシリア「それじゃ、またね」






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